★6月22日〜24日 四日市(FU)注目選手 ひかり Top Pageへ
【レース展望】
 去年の夏は例年以上に暑かったが、四日市競輪ではそれに負けないぐらいの熱き戦いがこれからも繰り広げられる。今回はミッドナイトでの開催となるが、中部勢の先陣を斬る疋田力也がが主役走りを演じる。地元の鈴木幸紀が援護役に廻る。大西祐、藤田昌宏が怖い存在。松尾勇吾も互角の争い。
 チャレンジレースは地元の梅澤忠秀に注目。高野信元も好勝負。同じく同期の西岡利起、中西勇らがどこまで迫れるか。

 
【有力選手】
疋田  力也   (愛知)
疋田 力也   前期はS級で活躍したが、今期からはA級での競走となる。3月当所を走ってから一か月半欠場し、復帰戦の岐阜では優参を外したが、そのあとの高知ではキッチリと優参を果たし、以前の出来まで調子を戻してきた。今回は上位クラスでこれといった強力な自力型が不在なだけにX有力候補となろう。地元の鈴木幸紀とタッグを組み、夜空煌めくベイサイドバックを疾走しよう。
藤田  昌宏   (岡山)
藤田 昌宏   メンバー構成次第で柔軟な攻めを見せ、各地で安定した成績を残す。レースの流れによっては先行もありきの組み立てで、前々から常に勝負権のある位置を確保していく。今回は傑出した選手がいないだけに、X戦々の一角に喰い込んでくるはず。息子の楓もデビューしただけに、父としての威厳を示したい所。
大西   祐   (愛媛)
大西 祐   先行こそ影を潜めたが、好位をキープしてからの捲りは強烈でA級では一ケタ違う捲りを披露する。今期初戦の高知では苦戦を強いられたが、3月高松で予選スタートから完全Xを決めると、各地で連続優参を果たし成績が安定してきた。今回もスピードある捲り、或いは好位からの決め脚を発揮するか。
チャレンジレース
梅澤  忠秀   (三重)
梅澤 忠秀   高校3年まで8年間相撲をやっていたが、師匠でもある父の謙芝(57期)と同じ競輪選手の道を選択した。「練習より本番のレースで良いタイムを出すことが多いので、本番に強い」と自身のセールスポイントをあげる。本デビュー後は苦戦を強いられたが、徐々にレースに慣れてきており岸和田、高知で準Xを果たすと立川では見事に優勝を決める。今回は何と言っても地元戦だけに優勝を目指したい。
高野  信元   (愛知)
高野 信元   学生時代は大学まで野球で活躍する。父は元ジャイアンツの選手で、自身もドラフト候補に名を連ねたほどの実力者である。デビュー初め頃、落車で骨折しリズムに乗れなかったが、着実に力を付け去年11月の佐世保でXを決めると、上昇気流に乗る。今回は同期が揃い激戦模様となったが、持ち前の体格を活かしたパワー先行で他勢を圧倒するか。
上記選手については、傷病等により欠場する場合もありますので、ご了承ください。